タワーマーケット情報

専有面積別の需要と供給について考察

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タワーマンションのマーケット上の需要と供給を知ることは、購入時の住戸選定や売却時の戦略立案に大きな影響を与えます。例えば「60㎡台の住戸はニーズは多く供給が少ない」ということが分かれば、将来売却を検討する際に高く売れる可能性があります。では実際に現在のマーケット状況を確認しながら見識を深めてみましょう。

物件名は伏せるが、上記はとあるタワーマンションの専有面積分析(参考)データである。上部二列はその物件全体の商品構成。下二列は竣工後に中古市場で実際に取引が行われた実績である。

上記物件で特徴的な傾向としては、60㎡台と70㎡台の住戸で活発な取引が行われているが、80㎡以上の住戸の取引実績が少ないということである。これは言い換えると、80㎡以上の住戸の中古市場における”供給量”が少ないということである。80㎡以上の住戸は商品構成としては全体の約20%を占めているが、実際に取引が行われた割合は約10%程度と約半数に留まっている。要するに80㎡以上の住戸は中古市場における”希少価値”が高いのである。

勿論、80㎡以上のニーズが少ないエリアであれば、いくら希少な面積帯の物件であったとしても中々売れないということも起こり得るため、その辺りは担当の営業スタッフに事前に確認しておくことをお勧めしたい。

また、上記以外にも賃貸として取引事例も合わせて確認をすることで将来における資産性を占うヒントになるのではないかと当社は考えている。TOWERZ Lab.では上記のような分析データを全ての物件において保有しているので、詳しく知りたい方は是非お気軽にご連絡ください。

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