タワーマーケット情報

オーナーチェンジ物件考察①

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タワーマンションは通常の”板状型”の物件に対して賃料水準が高いため、購入後賃貸として運用をする方が多い。その賃借人が付いた状態のまま売却をしている物件を「オーナーチェンジ物件」と呼んでいる。この物件は投資用や相続対策用として高いニーズがあり、以前に比べて取引量も増加傾向にある。

では、以下でその推移を確認してみましょう。

上記は市場で実際に取引が行われたオーナーチェンジ物件の件数の推移と、その市場シェアの推移を表したグラフである。10年程前は年間10件程度しかなかった取引が、今では年間80件前後まで増加。取引割合は概ね10%程度と、タワーマンションの全取引において”10件に1件”はオーナーチェンジ物件ということになる。

尚、オーナーチェンジ物件は、ローン要件が厳しく売れにくいため、一般的には居住中や空室の物件に比べてやや安めの価格で販売されることが多い。そのことから、相場より安いオーナーチェンジ物件を購入して、暫く運用したのち、賃借人が退去したあとに価格を上乗せして転売するという投資手法も比較的一般的にに行われている。

また、賃貸として運用を検討している方はオーナーチェンジ物件の中から選ぶ方が多いが、賃料が伸びそうな空家の物件を購入したのちに賃借人を募集する方が、高い投資効率を狙うことが出来るケースもある。

当社では、オーナーチェンジ物件のみならず、市場の全ての物件の想定賃料を自動算出し、全てのタワーの中から高い投資効率を狙える可能性が高い物件が分かるシステムを構築。不動産投資家の皆様にTOWERZを通じてご提供させていただいております。

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