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オーナーチェンジ物件考察②

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オーナーチェンジ物件の購入を検討する方が、最も重視する点が投資効率の指標である「利回り」である。それでは、過去5年間で実際に取引されたオーナーチェンジ物件の利回りの推移について分析したデータを基に、考察を行ってみましょう。

ここ数年、不動産市場では新築・中古共に価格の値上がりが続いているが、価格程に賃料は上昇していないため、利回りは徐々に低下している傾向が見られる。5年前には約5.55%程あった利回りが、現在では5%程に低下。2022年は3月末時点でついに5%を下回る状態まで低下してしまっている。尚、同時点で販売中のオーナーチェンジ物件の平均利回りは4.6%前後と、今後さらなる定価が予測される。

このような状況下でオーナーチェンジ物件を購入する際に、利回りを基にした「インカムゲイン」を狙うだけではなく「キャピタルゲイン」を狙う投資手法もあるため、運用期間や最終目的によって慎重に物件を選定することが必要となる。しかし、以前に比べ選定が難しくなっているため、しっかりとした分析を行った上で、期待値が高い物件選びを行うことが重要となる。

当社ではオーナーチェンジ物件に関しても様々な角度から分析を行い、TOWERZを通してそのノウハウを提供している。

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